2021年も終わり、新年を迎えました。新年に入って気持ちも切り替わり、一部の人はとうとう受験を迎えますね。中学3年生は高校受験、高校3年生は大学受験を控えていますね。
受験日が近づくにつれ、勉強量はもちろん増えるかとは思いますが、今始めても正直遅いです。
そこで今何をすべきなのかを筆者なりの考えと経験でお話しします。
まずは現時点の状況確認とそれに応じたやるべきことです。
・高校受験を控える中学3年生
中学生は一般的に3年生になってからが勝負どころと言ったイメージですね。1、2年生の頃とは違い、これまで習った全範囲がテストの対象になります。これを基準とすると現時点で3パターンに分かれます。
①高校受験に向けすでに既習内容全ての復習ができている人
②既習範囲の約半分の復習ができている人
③なかなか復習が進んでいない人
①に該当する人のやるべきこと
全ての復習ができている人は受験までの残りの期間の勉強時間を以下のように使うことをお勧めします。
A参考書、過去問に取り組む B苦手分野の復習 C得意分野を高める
既習範囲の復習が完了している人はとにかく過去問や参考書等の難しい問題に取り組みましょう。
取り組んでみて見つかった自分の苦手とする範囲の復習をお勧めします。
②に該当する人のやるべきこと
約半分の復習ができている人は以下のような学習方法をお勧めします。
A学校から配布された問題集の基礎問題で復習に取り組む B参考書、過去問に取り組む C苦手範囲の復習
時間が残り少ないため復習できていないところ全てに手をつけるのは得策ではありません。復習が済んでいないところは基礎問題をある程度復習するだけにしましょう。同時進行で参考書や過去問に取り組み、自分の得意不得意を見つけて、不得意な範囲の再復習をしましょう。
③に該当する人のやるべきこと
ほとんど復習ができてない人には以下の学習方法をお勧めします。
A学校から配布された問題集の各分野の基礎問題に取り組み自分の得意な分野を2個以上見つける B得意な分野を高める C基礎問題を使って復習
今になって既習範囲全ての復習は正直きついです。なので学校から配布される問題集の各分野の最初の方にある基礎問題をいくつか取り組んでみましょう。取り組んでみるときっと自分の得意とする分野が見つかると思います。得意分野の応用問題に取り組んだり、過去問を解いたりしましょう。苦手だと思った分野は捨ててしまうくらいのマインドで学習しましょう。