当ページでは、
に続き、第2弾として、おすすめの小説を紹介します。
今回は、東野圭吾さんの作品から5つ紹介しようと思います。
それぞれの小説に
謎解き、緊迫感、グロさ、伏線回収、王道 という、★1~5までで評価する項目があります。
謎解き は、そのまま謎を解明する要素の多さ
緊迫感 は、読んでいてどれだけドキドキするか、不安にさせられるか
グロさ は、痛々しいシーンなどの多さ
伏線回収は、伏線の多さと文章内での回収の多さ
王道 は、謎を解いて犯人特定!みたいは王道なミステリーに近いか、それとも少し異色なミステリーなのか
をそれぞれ表します。
なので、★の数=その作品の面白さ ではない ということを念頭に置いたうえで読んでいただけると幸いです。
各作品、ちょっとしたあらすじと感想を載せていますので、ぜひ参考にしてください。
【本編】おすすめ ミステリー小説5選
あなたが誰かを殺した
- 謎解き ★★★★★ 5
- 緊迫感 ★★★☆☆ 3
- グロさ ★☆☆☆☆ 1
- 伏線回収 ★★★★☆ 4
- 王道 ★★★★★ 5
あらすじ
いくつかの別荘が並ぶ閑静な地に今年も集まった別荘の所有者と家族たち。
しかしそこで、連続殺人が起こる。
そして同時に、彼らとはなんら関わりのない男が 犯人 であると名乗り出た。
だがそれでは辻褄が合わない点が何個もあった。
そこで、残された家族と、長期休暇中の刑事 加賀恭一郎らは「検証会」を行うことにした。
感想
最初から最後までそそられる作品でした。後半の予想だにもしない展開でとてつもなく興奮しました。すべての真相を知ってから、改めて読み返してみると、いろいろな感情がこみあげてくる作品なので、
1度だけでなく2度楽しめました。
ブルータスの心臓
- 謎解き ★★★★☆ 4
- 緊迫感 ★★★★★ 5
- グロさ ★★☆☆☆ 2
- 伏線回収 ★★★★☆ 4
- 王道 ★★☆☆☆ 2
あらすじ
最新ロボットの研究家である末永拓也は自分が勤める会社の創業者令嬢との結婚をもくろんでいた。しかしある日、セ〇レだった康子から妊娠したという知らせを受ける。
そしてその知らせは康子と男女関係にあった他の2人の同僚にも伝えられていた。
康子は3人に対しそれぞれ脅迫を行っていた。
やがて3人は完全犯罪の計画を立て始める。
感想
まさかの犯人側のお話で始まるこの作品は、末永視点と、警察視点ですすみます。
3人は完全犯罪の計画を遂行するが、、、
この先は読んでほしいんですけど、私は最初、殺した三人が警察に追い詰められてく みたいなストーリーなのかななんで思いながら読んでましたが、一瞬でそれがひっくり返されて驚きました。
ぜひ読んでみてください。
夢幻花
- 謎解き ★★★★★ 5
- 緊迫感 ★★☆☆☆ 2
- グロさ ★☆☆☆☆ 1
- 伏線回収 ★★★★☆ 4
- 王道 ★★★★★ 5
あらすじ
様々な花を育てていた老人 秋山周治が殺された。彼の孫 梨乃は遺体を最初に発見し、その時に庭から消えていた 黄色い花 が気になり、過去の画像をブログにアップする。それを見た警視庁のエリート 蒲生洋介は彼女に接触を図る。
やがて二人は事件解決に乗り出す。
感想
完璧なまでにtheミステリーだと感じました。黄色い花を巡っていろいろな人物が絡んできて、黄色い花が何なのかという謎と秋山周治の死の真相とが絡み合っていく様子が面白かったです。
ある閉ざされた雪の山荘で
- 謎解き ★★★★★+ 5+
- 緊迫感 ★★★★☆ 4
- グロさ ★★☆☆☆ 2
- 伏線回収 ★★★★★ 5
- 王道 ★★★☆☆ 3
あらすじ
オーディションに合格した男女7人が山奥のペンションに集められた。そこには舞台稽古の指示があり、連続殺人劇をペンション内で演じることになる。
そして、次第に全員は疑い始める。
「これは本当に芝居なのか」 と。
感想
まず設定がよくある監禁状態とは違って面白いなと思いました。だからこそ展開の予測は全くつきませんでした。
一番はやっぱり、小説でしかできないトリック の部分ですね。
この作品は実写版もあり、とても面白いのですが、ぜひ小説も読んであのトリックにあっと言わされてほしいです。
仮面山荘殺人事件
- 謎解き ★★★★★ 5
- 緊迫感 ★★★★★ 5
- グロさ ★★☆☆☆ 2
- 伏線回収 ★★★★★+ 5+
- 王道 ★★★☆☆ 3
あらすじ
8人の男女が集まったのは、正面玄関に仮面のついた山荘。そこに強盗が侵入した。外部との連絡を絶たれ、巡回の警察も退けられてしまった彼らは脱出を試みるも失敗を繰り返す。
そんな中、1人が殺された。
そして、それはどう考えても強盗の仕業ではなかった。
緊張感に支配され、全員が疑心暗鬼になっていってしまう。
感想
伏線回収がすさまじいです。気持ち良すぎます。疑心暗鬼になっていくところは見ていてハラハラしましたが、それぞれの過去のことが明かされるところはいろいろな気持ちのなります。
でもそんな感想を全部取っ払っていえるのが 伏線すごい です。
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