当ページでは、ドラクエ3 HD2Dリメイクのプレイした感想を載せます!
ネタバレなしの感想と、ネタバレありの感想どちらも載せています。
ドラゴンクエスト3 HD2D
製品版(PS5)
ダウンロード版(Switch)
ネタバレなし 感想・レビュー
ストーリーについて(あらすじ含む)
あらすじとしては、(読みたくない人は少しだけスクロールして!)
アリアハンの勇者オルテガの死の報せを受け、その息子である主人公が魔王討伐に向け旅立つ
という感じです。Theドラクエという感じのスタートでした。
プレイ自体は初めてですが、ストーリーの概要自体はなんとなく把握してました。
例のあのボスを倒したあと、あそこへ行ったときのあの驚きを初見で味わいたかった。
難易度について(未プレイ、初めての方へ)
本作では、難易度を設定することができます。
・楽ちんプレイ:ダメージが増える、味方が死なない
・バッチリ冒険:ふつう
・いばらの道だぜ:獲得経験値、ゴールドが減少、敵の攻撃力やHPがアップ、ボスが強くなる
初めてドラクエをプレイするという方には、「バッチリ冒険」をおすすめします。ある程度シリーズをプレイしている私も「バッチリ冒険」で十分楽しめました。
「いばらの道だぜ」はかなりレベリングや金策含めかなり難しくなると思いますが、初めての方でもクリア不可能というわけではないので、やりがいを強く求める方にお勧めです。
「楽ちんプレイ」は全員におすすめしません。味方が死なないという設定がつくため、戦闘に緊迫感がなくなります。
迷ったら、「バッチリ冒険」で十分です!
ネタバレあり 感想・レビュー(エンディングは除く)
ストーリーについて ※ラスボス戦までのネタバレ含む
11の真エンディングを見たあとなので、最初からうおぉぉってなりました。ドラクエ3は初めてプレイするのでストーリーの仔細は全く分からず、新鮮な気持ちで楽しめました。
オルテガのサブストーリーが追加されてると聞いたのですが、どの部分が追加要素だったのでしょう?とりあえず、多分その追加要素も相まって、ゾーマ城でのオルテガの最期は辛かったです。「目も見えないし、耳も聞こえない」というセリフで、その体の惨状と、もう生きることはできないんだという悲壮が一気にこみあげてきました。
さらにそのせいで、主人公は最後に父に会えたとわかっていても、父は最期に息子に会えたとわからず、ただの親切な旅人だと認識しているところが本当に悲しい。次のキングヒドラ戦は最高に気合が入ってました。手も足も出させずフルボッコにできたと思ってます。
ストーリー全体をとおして言えるのは、声がよかった ですね。ゾーマは見た目からはあまり想像のつかない声でしたが、あれはまさしくラスボスの声。やっぱりかっこいいですね。バラモスの声を聴いたときは、スネイプ先生を思い出してしまいました。
ネタバレなしのところでも書きましたが、初見でアレフガルドに降り立ったときの感動を味わいたかった。。。
難易度について ※ラスボス戦までのネタバレ含む
「バッチリ冒険」でプレイしましたが、普通に結構苦戦しました。
最初に全滅したのは、2回目のカンダタ戦。
2回目の全滅は、レヴナント。
3回目は、バラモス。
4回目は、クラーゴン(雑魚モンスター)
5回目以降は、バラモスゾンビです。(3回負けました)
ボス戦(ラスボスと一部を紹介) ※ラスボス戦までのネタバレ含む
カンダタは確か、痛恨を連発され、回復にしか手がまわらなくなり、敗北。
レヴナントは普通に厄介すぎて結構イライラしました。まんげつリングを全員に装備させて勝ちました。
バラモスは、バシルーラで回復役を離脱させられ、絶句しました。2度目の挑戦はバシルーラが打たれなかったので(呪文対策などして、攻撃に注力し、素早く倒した)勝てました。
雑魚モンスのクラーゴンですが、こいつは強すぎ。まずそれまでの雑魚より急にHPが高くなるし、3回行動の時もあるし、らせん打ちでみんな混乱するし、一発が重いしで2ターンで瞬殺されました。え・・・って感じでした。そのあとは遭遇するたび、毎回最優先で、ギガデイン(ギガスラッシュ)、ぶんまわし、まものよび等でタコ殴りにしてました。
バラモスゾンビ、、、。最強です。正直ゾーマよりだいぶ強かったです。
行動パターンはシンプルで、通常攻撃、やいばくだき、痛恨の一撃です。ただ、基本的に痛恨の一撃をされたら、HPの4分の3以上を削られる、あるいはワンパン即死。通常攻撃で、HPの半分くらいを持ってかれます。
加えて3回行動が多いです。痛恨2回かまされて、ザオリク要因2人とも即死とかざらにあります。
そんな感じで常に回復を怠れない状況で、こちらを絶望させてくるのは、毎ターンHP回復。
その数値驚異の300台。
つまり、毎ターン400ダメージ以上いれないと、バラモスゾンビのHPは一向に減りません。これと回復を両立するのが本当にきつすぎる。
最終的には、ビーストモード⇒まものよびorベホマラーorやいばくだき×2人と、けんじゃのいし主人公、マヌーサと回復要員で勝ちました。
やいばくだきが強すぎました。マヌーサはミスが多かったけど、やいがくだきは確定で攻撃力を下げてくれました。
ゾーマ戦ですが、正直装備をそろえれば楽々勝てます。
3のボスは総じて強かったのでしっかり探索をして、勇者専用装備(ひかりの装備)も作って挑んだ結果主人公はほとんどダメージを喰らわないし、ゾーマ城にあるひかりのドレスや竜のどうぎを装備させたり、呪文対策の装飾品をつけさせた味方も致命的なダメージを負うことはなかったです。
勇者専用装備にマジックバリア、フバーハをかけると、ゾーマがこごえるふぶき、マヒャドなどを3回してきても50くらいしかダメージ入ってなかったと思います。
第2形態もなかったので弱かったですね。
ゾーマに勝てないという方へ
・魔王の爪痕をくまなく探索する
・ゾーマ城をくまなく探索する(賢者の石は絶対に拾っとく)
・職業は、ぶとうか、賢者、まものつかいがおすすめ
・ムオルとかで炎のイヤリングを全員分買う
・メルキド、ジパング、ドムドーラを見て回って、イベントがあったらしっかりこなす、キラキラも拾う
・地球のへそにあった鉱石を求めてる人(?)を探す
・はぐれモンスター集めを50匹いくまではしっかり行う
・防御力よりも、吹雪軽減、呪文軽減の装備を重視する
↑やっとけば(少なくとも太線部分)、味方のレベルが30台でもゾーマに普通に勝てます。
職業について ※職業ごと習得技のネタバレ含む
・勇者
ギガデインとギガスラッシュ、いざって時のベホマズンが強かったです。勇者は転職できないので、手数は少ないですが、装備が充実してた印象です。
・戦士
最初はパーティにいれてましたが、あんまり使わなかったです。攻撃力、守備力、HPを上げるために転職したりしてました。呪文使い相手にマホカンタかけて仁王立ちしたら強そう。
・武闘家
めちゃ強い。ラスボスに向けた最終職業におすすめです。素早さと攻撃力があがりやすいので、扱いやすいです。
・魔法使い
賢者に転職できるようになるまでは、攻撃呪文役、バフ系呪文役で活躍しました。MPを上げたいときにもいいかも。このゲームはMPが重要なので転職しといてよかったです。
・僧侶
最初のパーティに1人は必須ですね。とはいえベホマラーとかは憶えるかわからないですけど、憶えるとしてもそのころにはたぶん賢者になれるので、後半は賢者でいったほうがいいです。
・盗賊
はぐれモンスターを捕まえるときに必要になったりするので、私は1人だけ転職させました。とうぞくのはなが使えるとダンジョン攻略が少し楽になります。
・商人
HPを上げるときに最適の転職先な気がしました。耐久系が強い印象で、戦闘後余計にお金を拾ってきてくれたりするので、金策にも使えました。
・遊び人
唯一使わなかった職業です(笑)。あんまり使える印象がなかったので。でもどうやら遊び人に転職すると、そのあと悟りの書なしで賢者に転職できるみたいですね。遊び人は、くちぶえ要員で1人転職しておくとレベリングが楽になると思います。
・賢者
終盤のパーティには必須級。僧侶×魔法使いなので、MPが一番高い味方に転職させると強いです。ザオリク、ベホマラーの2強回復呪文を覚えます。
・魔物使い
新職業にして、最強だと思ってます。
序盤は、やすらぎのうたが大活躍。回復量は低いですが序盤程度の体力ならベホマラー要員になります。
中盤以降はまものよびがめちゃ強い。特にボス戦で単体にまものよびを打てば安定して200くらいは削れていくと思います。
終盤は、はぐれモンスター集め次第で最強になります。
その所以はもちろんビーストモード。
11をプレイしたことのある方は、知ってるかもですが、
これは自身が2回行動できるようになる技です。
単純に選んだ行動を1ターンで2回してくれますが、これでまものよびをすれば1ターンで1人で700以上削れます。その分MPの消費が2倍になるのでMPは味方全員あげておいた方がいいです。まものつかいのMPは終盤で200はあってほしい。。。
ドラクエ11との関係について ※ドラクエ3・11のネタバレ含む 完全に個人の意見(真に受けないで)
すべては語らないと言われる作品がドラクエなので、不明点は多いです。
ドラクエ3はロトシリーズ3部作の完結作として位置づけられており、時系列的には
3⇒1⇒2 という感じです。
しかし、11を裏ボス撃破までした方は知っていると思いますが、11もロトシリーズにつながるお話です。
11と3のつながりについてはかなり複雑で明確な説明がなされていないのですが、個人的な解釈を説明すると、
まず、11には多くて3つの世界線があります。
①主人公たちが魔王となったウルノーガを倒した世界
この世界は、一度壊滅状態に追い込まれます。その中でニズゼルファは封印が解ける直前にウルノーガに葬られることになるため、この世界線で勇者は誕生しません。
②主人公たちが封印から解き放たれた邪神ニズゼルファを討伐した世界
これは、ウルノーガ討伐後、壊滅した世界を変えるために主人公が単身過去に戻ったことでできた世界線です。この世界では、ウルノーガの目論見をすでに知っている主人公により世界の壊滅は避けられますが、代わりにニズゼルファが復活し、主人公たちが見事討伐を果たします。そして主人公は勇者と認められます。
③ローシュが邪神ニズゼルファを討伐した世界
ローシュとは、11主人公の祖先にあたる人物で、上記の世界線ではニズゼルファを封印しています。討伐できなかった理由は、とどめの直前に仲間ウラノスの裏切りにあったからです。(ウラノスは後のウルノーガ)
この世界線について。
まず、②でニズゼルファ討伐後、主人公が過去に戻るときに行った忘れられし塔にいる「時の番人」が、かつてローシュの一行であった「賢者セニカ」であることが判明します。
主人公は勇者の証と剣をセニカに託すことでセニカは①の世界線の主人公と同じように、単身過去に戻ることになります。
そして戻った先で、ウラノスの裏切りを退け、ローシュがニズゼルファ討伐を成し遂げます。
つまりこの世界線での勇者はローシュということになります。主人公は登場しません。
個人的な考えでは、
11の世界線③⇒3の上の世界
という感じです。といっても自分の中でしっくりくる設定というだけなので、実際解釈は人によりますし、自由にするのが一番だと思ってます。
終わりに
長くなりましたが、ここまで読んできださった方には、本当に感謝です。ありがとうございます。
良ければ他の記事も併せてどうぞ↓